産婦人科医と小児科医

新人医師の臨床研修医制度、一人前の医師になる前に臨床研修病院ですべての診療科を経験するという、マサに理想的な制度であるが、そうなると各診療科の現実を実地体験となってしまい、24時間体制、休みもロクニ取れない、患者からの訴訟も多いとなれば、好き好んで「産婦人科医と小児科医」を希望する新人医師はいなくなってしまうのは間違いない。

日本の少子化は、コノ臨床研修医制度から始まってしまうという意外なコトに気がつき始めた世間一般、現在の産婦人科医と小児科医が引退するれば、そして誰もいなくなった状態になってしまうだろう。

昔の医局制度の方が、地方の病院にとっては、安心して医師の確保ができ、明日はどうなるかなど考える必要もなかった。

地方から、産婦人科医と小児科医がいなくなれば、日本の少子化が驚くほどの速さで進行することは、誰に止められない現実となってやってくる、そして日本の社会構造は破壊されるという信じられない時代がソコまできています。